2017年 05月 13日 ( 1 )
『無言館~傷ついた画布のドーム』
以前より一度足を運んでみたかった美術館は上田市塩田平という小高い山の上にあります。
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牧歌的な風景な中クルマを走らせます。
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要所の道脇には案内看板が出ています。

駐車場から緩やかな坂道を登るとコンクリ造りの無機質な建物が見えてきました。
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『無言館』
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第二次世界大戦で没した画学生の慰霊を掲げて作られた美術館で、美術館「信濃デッサン館」の分館として1997年に開館した。館主は窪島誠一郎。自らも出征経験を持つ画家の野見山暁治とともに全国を回って、戦没画学生の遺族を訪問して遺作を蒐集した。

2008年9月21日に無言館第二展示館「傷ついた画布のドーム」がオープンした。

施設名の「無言館」は、展示される絵画は何も語らず「無言」ではあるが、見る側に多くを語りかけるという意味で命名したというが、客もまた展示される絵画を見て「無言」になるという意味をも含んでいるという。
(ウィキペディア様より引用)

木の扉を開けるとひんやりした空気の中、様々は作品が飾られています。
“十字”の形をした建物の壁面には絵画が、真ん中のスペースにはデッサンに使用した
スケッチブックや手紙、遺品等がガラスケースに入れられています。

どの絵からも力強いタッチでキャンパスに情熱を注ぎ込む魂を感じられます。
若くして召喚され、そして戦場で亡くなるのは本人も親族もさぞかし無念だったと
察します。

蜂谷さんが書いた「祖母の絵」は涙が止まりませんでした。

出口で入館料千円を払います。チケットには別館『傷ついた画布のドーム』への
入館券もついていますから、そちらも観させて頂きました。

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出るとグレーの開かない郵便ポスト、筆やハケが埋め込まれたオブジェがあります。

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「この青空だけは当時のままなのだろうか」
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そう思いながら、しばし空をを見上げていました。


ちょっと苦言:平日にも限らず結構な数の来館者がいます。観覧にあたっては
「高い声での私語は慎んでください」という趣旨が入口に注意事項として書かれて
いますし、本来美術鑑賞というものはそうであるべきでしょう。

俺が入ってしばらくするとやや高齢にご婦人3人が入ってきました。
「まぁ~○○歳で亡くなったんだって。ほらぁ手紙もあるよ」と結構なボリュームで
話しているのでちょっと集中できませんでした。
「アナタ、トイレ大丈夫?トイレ」とお仲間に何回も聞いていました。
(“近くなる”のも重大な問題だと認識しているが)
結局ご婦人は入口から(つまり入館料を払わずに)出てきました。
ちっちゃいことだけど、なんだか少し悲しい気分になってしまいました。


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by asobinin2006 | 2017-05-13 11:11 | 日々雑想 | Comments(0)
  

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